葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2015年8月9日日曜日

「第3回 里山さんぽ」から:女の子とウラギンシジミ、オオムラサキの発見

 2,3日前から急に涼しくなって、気持ち良い「里山さんぽ」となりました。先日、草刈りした原っぱでは、子どもたちがバッタや蝶を、夢中になって追いかけ回していました。
 写真は、ウラギンシジミ(♂)に気に入られた女の子です。チョウも、子どもたちを追っかけていました。

サプライズは、オオムラサキを見つけたことです。それも2頭も。ここは、約10年前に「つくば環境フォーラム」が、将来オオムラサキが育つようにとエノキやクヌギ、コナラを植えた林です。そして、毎年、保護飼育をしているオオムラサキの幼虫を戻していたところです。

今日の発見で、オオムラサキが、チャンと自然の中でたくましく育っていることが確認できました。とても嬉しいです。もっともっと、たくさんのオオムラサキが、つくばの空を舞ったら素敵ですね。



3 件のコメント:

tsukubasanae さんのコメント...

 楽しく参加させていただきました。ありがとうございました。感想は、自分のブログにアップしておきました。
http://yamasanae.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-77ac.html

yamasanae

RAMUNOS さんのコメント...

tsukubasanaeさま、このたびは里山さんぽへの参加と感想のブログアップ、ありがとうございました。
確かに、水場があれば、もっといろいろな生きものが観察できると思います。可能性としては、昔、「百穴」と呼ばれた水源とバッタのいた草地脇の窪地ですが、ぜひとも、水場を復活させたいものです。
これからも、ぜひ、里山さんぽや観察会に参加していただけますようお願いいたします。

つくば環境フォーラム・スタッフ さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。