葛城地区大規模緑地(葛城の森)とは、「つくばエクスプレス」の研究学園駅の北東、駅から徒歩約20分のところに広がる茨城県が所有する平地林です。隣接する私有地(保安林)と合わせると20haもの広さになり、開発が進むつくば市において、豊かな自然が残る貴重な場所です。かつて、ここは里山として人々に利用されてきたところで、現在でも様々な動植物が生息しています。私たちNPOつくば環境フォーラムは、今から10年以上も前から保安林の一部にて森林保全や環境教育の活動を行ってきました。現在、茨城県の委託を受けて、この緑地を里山公園として利活用する取り組みを進めています。

2016年5月7日土曜日

お花畑の出現ー5月度里山さんぽのご案内ー


   森は、早春の花も一息ついて、若葉が美しい季節になりました。それでも、森の北西側の開けている場所に、薄紫色の可憐な花のお花畑が広がっていました。マツバウンランの群落です。マツバウンランは、ランという名前が付いていますが、オオバコ科(旧ゴマノハグサ科)の植物で、日当たりの良い草原が大好きです。
 この場所は、昨年フォレスターの皆さんが草刈りして、日光が地面に届くようになったので、早速、このような大群落が出現したのでしょう。

 マツバウンランは、北アメリカ原産の帰化植物ですが、可愛くて美しいし、特に悪さもしないようだから、まあ、しばらくはこのままにしておこうかな?

 ぜひ、明日(5月8日)の「里山さんぽ」に参加して、一緒にお花畑に行ってみませんか? 
 午前10時にいつものスーパー「トライアル」駐車場にてお待ちしています。
 飛び入り参加、大歓迎!




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